こんにちは、コマひろです!
みなさん投資に興味がありますか?
もし投資に興味があるのでしたら、真っ先に以下のことを実践してください。
投資をするなら節約すべし
「投資と節約って関係なくね?」
と思うかもしれませんが、実は資産形成において節約は非常に重要な要素となります。
マネーリテラシーの名著【バビロンの大富豪の教え】でも一番大事な第一の教えとして、「収入の10分の1を貯蓄せよ」と明記されております。
それくらい資産形成において、節約は基本中の基本となります。
(余談ですがこの考え方で僕は20代のころに抱えた借金を全額返済できました。)
なぜ節約が資産形成において重要なのか、詳しく見ていきましょう!
投資をするのに節約が必要な理由
投資に回せるお金が増える
当たり前の話なのですが、投資をするには資金が必要です。
ではどうしたら投資資金を増やすことが出来るのか?
ここで重要なのは、資産は以下の式で成り立つということです。
めちゃくちゃ簡単な式ですね(笑)
資産を増やしたければ、①収入を上げる、②支出を下げる、③運用利回りを上げる、この3つをやればいいということです。
しかし①収入を上げるについては、多くの会社員が悩むところであるかと思います。
というのも資本主義社会ではr>gという、労働者の賃金上昇は資本家の利回りより低いという恐怖のルールが制定されており、そう簡単には給料は上がらないからです。
現在国民の平均年収は436万円と言われております。
税金がざっくり30%引かれるとすると約300万円/年が日本人の手取り年収となります。
対して平均支出は一人暮らしで約197万円/年、2人世帯だと約308万円/年と言われております。
2人世帯だと、そもそも投資に回せるお金がないですね(汗
投資で利益を上げるには入金力が必要ですが、r>gである以上我々会社員は中々給料が上がりません(涙)。
給料が上がるまで待てれば良いのですが、それでは資産運用に一番必要な時間を浪費してしまうことになります。
そのため即効で入金力を上げるためには支出を下げることが必須となるのです。
節約して投資の種銭を確保しましょう!
実際世界のお金持ちはこの支出のコントロールが抜群に上手いです。
例えば世界一の投資家として有名なウォーレン・バフェット氏。
純資産総額が10兆円と言われる彼の生活はこんな感じのようです。
・家は60年前に300万円で購入した中古物件
・所有車はキャデラックDTS(500万円以下)
・散髪代は2000円以下
・マクドナルドを愛用し、一度の注文で400円以上は頼まない(クーポンも使う!)
日本の庶民より倹約家なような・・・(笑)
バフェット氏は極端な例かもしれませんが、この徹底した支出のコントロールが現在の投資家としての成功の一因と感じます。
生活コストが下がる
当たり前ですが節約をすることで生活コストが下がります。
そして生活コストが下がることで人生の選択肢が増えます。
極端な話、生活コストが5万円/月の人ならフルタイムで働く必要すらないのです。
フルタイムで働いた場合でも、生活コストが低ければ超速で貯金が溜まります。
貯金を元手に、転職したり独立したりする選択肢も増えるでしょう。
生活コストが低ければ、稼ぐお金が少なくても生きていけるんですね
配当金生活(FIRE)を狙う人の場合、特にこの考え方が重要となります。
なぜなら配当所得が生活コストを上回った時点で働かなくてよくなるからですね。
生活コストが低いということは、それだけゴールが近づくということになります。
例えば年間支出400万円の人は、年利4%で資産運用しても1億円の投資元本が必要です。
しかし年間支出200万円の人は、年利4%で資産運用すれば5000万円の投資元本ですみます。
5000万円も十分大きな資産ですが、ハードルは一気に下がりますよね
生活コストを下げれれば、配当金生活も夢ではないかも・・・!?
さらに生活コストを下げると精神面でもプラスになります。
人間は今日より明日の方が良くなる、と実感すると心が安定します。
逆に明日は悪くなるかも・・・と考えると非常に不安を感じる生き物なのです。
ただでさえ体力は20代をピークに衰えていきます。
その上所有する資産まで減少するとなれば・・・老後に不安を感じる方も多くなるのは仕方ありませんよね。
しかし生活コストを下げ、収入>支出に出来れば資産は確実に右肩上りします。
今日より明日、何かが良くなっているという実感は心のゆとりを生んでくれます。
ついでにたまの外食も豪華に感じられます(笑)
節約は税金もかからない
節約で減らした支出には税金かかりません。
「当たり前だろ!」と思うかもしれませんが意外と重要なことなんです。
何故なら給料には所得税と住民税がかかります(ついでに社会保険料まで取られます)。
配当金にも所得税と住民税で20.315%(米国株ならさらに現地課税10%)がかかってしまいます。
「お金をもらえるところ税金あり」ですね・・・
しかし節約した分には1円たりとも税金がかかりません。
そのため月5千円の節約できれば、給料で約7千円、配当金で約6千円を稼ぐのと同じ程度の効果があるのです。
微々たる差かもしれませんが、資産運用を月数千円の差はかなり大きいです。
例え2000円/月でも年利4%で運用すれば、10年後には利益+54,500円ですからね。
税金面を考慮しても、節約は資産形成に大きく貢献してくれること間違いなしです。
税金面でも節約は優秀!
節約の具体的な方法
とはいえ「節約なんてツライよー」と思う方もいるかと思います。
その気持ちはよーく分かります。
そもそも資産運用の目的は人生をより豊かにすることのはずです。
例えば食費や交際費、趣味にかけるお金をケチって人生がつまらなくなった・・・何てことではとても豊かな人生とは言えないですよね(汗
ポイントは生活の質を落とすような節約はしないこと
具体的な方法について見ていきましょう
家計簿をつける
面倒かもしれませんが、家計簿は付けた方がいいです。
家計簿は家計の健康診断書です。
家計の調子が良い悪いのか、調子が悪ければどのように改善していくのかが分からないですよね?
家計簿をつけると以下のようなメリットがあります。
参考までに、日本国民の平均的な月当たりの支出について一覧表にしてみました。
参考:家計調査(家計収支編)総世帯・詳細結果表(2019年)総務省統計局
皆さんの家計と比べていかがでしょうか?
私は「家賃が安いなー」と思いましたが、上記には住宅ローンは含まれていないようですので、ローンも含めると支出はもっと高そうですね。
もしピンと来ない方は家計簿をつけて、自分の支出の状況と比較してみましょう。
どうしても面倒だなーと思う方は家計簿アプリの使用もオススメです。
私も現在マネーフォワード MEというアプリを活用しています。
こちらのアプリの素晴らしいところは、収支だけでなく資産総額を確認出来ることです。
収支が黒字になれば資産総額が上がっていくのをリアルタイムに確認できるので、モチベーションが高まりやすいのも魅力ですね。
まずは家計簿をつけて収支の状態を把握しましょう!
固定費から見直す
家計簿をつけたら、最初に見直すのは固定費です。
節約というと食費や趣味を我慢・・・と思いがちですが、食べものや生きがいのグレードをいたずらに下げると人生が味気ないものになってしまいます。
私は資産運用で人生を豊かにする目指しておりますため、豊かさを下げかねない節約は避けたいところです。
そこで人生の豊かさが下がったとほぼ感じない固定費から削減していきます。
また一度仕組みさえ作ってしまえば頑張らなくて良いのも魅力ですね。
代表的な見直し箇所は以下の様となります。
先ほどの平均支出一覧表を例に見ていきましょう。
あと表には無いですが、車を見直すのもオススメです。
⑤車 - 移動用なら中古車で十分(都市圏なら持たないというのも手)
①~⑤を見直せば、簡単に月5000円~節約することが出来ます。
もちろん①住むところはこだわりたい、⑤車に乗ることが生きがい、という方もいるかと思います。
そのような方は人生の豊かさに直結する要素が家や車であるため、安易に手を付けるべきではありません。
それ以外の項目から見直していきましょう。
自分の人生にとって、重要度の低い要素から節約していくといいですね
オススメは②電気代、③携帯代(通信費)、④保険です。
こちらは変更したとしても、生活にはほぼ影響がありません。
即効性や再現性も高いので、今すぐにでもとりかかったほうが良いでしょう。
生活に影響の少ない固定費から見直しましょう!
食費や趣味費は我慢せず「仕組み」で節約する
固定費を見直したら、次は変動費(食費、交際費、趣味の費用)です。
・・・が、変動費を節約すると、我慢の節約となってしまい人生の豊かさから遠のいてしまいます。
そこで今回は、変動費の支出は減らさず節約する方法を考えていきます。
支払い方法をキャッシュレス決済にする
支払いをクレジットカードやキャッシュレス払いにすることで、ポイントバックをもらうようにします。
多くのクレジットカードは支払い分に応じて0.5~1.5%のポイントバックがあります。
例えば上記の月支出のうち、10万円分を還元率1%のカード払いに変更したとします。
それだけで月1000ポイント、1年通せば1000ポイント×12か月=12000ポイントが付与されますね
決済方法を変えるだけで、年間で12,000円分返ってくるのは大きいですね!
ちなみに私がメインで使用しているのは『楽天カード』です。
理由は楽天証券との連携で、つみたてNISAでもポイントバックを狙うためです。
楽天市場で買い物する場合は、ポイントバック率が3%~最大16%まで上がるので、日用品を楽天市場で購入する人は更にポイントが増えます。
ふるさと納税を活用する
ふるさと納税を使い、普段使う日用消耗品を返礼品でまかなうというのもオススメです。
ふるさと納税とは、ざっくり言うと来年の住民税を先取で払う納税方法です。
複雑な計算式は省略しますが、例えば今年40,000円を寄付した場合、2000円が事務手数料から引かれ、来年は38,000円税金が安くなります。
2,000円損しては誰も寄付などしないので、プラスアルファ返礼品がもらえる仕組みになっております。
この返礼品を、普段絶対買うであろう日用消耗品に当てることで、節約をします。
このあたりなら誰でも使いそうですね!
寄付金の返礼率(価値)は大体25%程度ですので、
40000円寄付出来る人は、40000×25% – 2000(事務手数料) = 8,000円/年 程度お得となります。
さらに楽天ふるさと納税ならポイントバックがもらえてお得となります。
楽天カード決済で3%のポイントバックをもらえば、40000円×3%=1200円/年のポイントをもらえます。
楽天猛者は30%のポイントバックとか達成するらしいですね(笑)
金利の高い銀行に預金する
節約とはちょっと違いますが、どうせ預金するなら金利の高いネット銀行に預金しましょう。
投資をする上で生活防衛資金の確保は必須となります。
多くの方が生活防衛資金は現金で預金することになりますが、現在メガバンクは0.001%など信じられないほど低金利です。
そこで比較的金利の高いネット銀行を使用し、わずかでも金利で得しようという作戦です。
オススメは以下の2銀行になります
①メインの投資口座なら 楽天銀行
楽天銀行は年利0.1%です。
少なそうに見えますが、メガバンクの100倍と実はヤバイ金利なのです。
楽天証券で投資をするなら必須の銀行のため口座開設をしていて損はないです。
といいますか楽天証券は手数料なしの上、1%のポイントバック、0.1%の銀行金利、投資信託保有に応じてポイントバックとオプションも凄すぎです・・・
こちらも複雑な条件は無いので、ぜひ活用してみましょう
②生活防衛資金を入れておくなら あおぞら銀行bank支店
さらにあおぞら銀行bank支店ならば0.2%とメガバンクの200倍と破格の年利が狙えます。
例えば100万円を預金していれば、年利2000円-税金約20%=1600円/年の利子所得が狙えます。
しかもほかのネット銀行と比べて複雑な条件が無いというのも魅力です。
ゆうちょの定期預金なんて、条件つくのに金利0.002%ですからね(汗)
ちなみに銀行利息のリターンは投資に比べればやはり比較にはなりませんし、ほかの節約方法と比べてもオマケのようなものです。
しかしどうせ眠らせるお金であるのなら、少しでも働いてもらった方がいいかなという程度ですね。
やはり最優先は固定費の削減ですね
無理せず「仕組み」で節約する
ここまで紹介してきましたが「固定費を見直す」「変動費の支払い方法を見直す」ことで、(収入にもよりますが)年間5~10万円程度の節約効果が見込めます。
ここでのポイントは変動費(食費/交際費/趣味費)の支出自体は一切減らしていないことになります。
くり返しますが、変動費は人生の豊かさに直結する費用のため見直しは慎重にするべきです。
もちろん変動費でも、無駄を減らせればなお良いです!
重要なのは仕組みを作ることです。
最初の一歩は大変ですが、一度設定してしまえばこっちのもの。
自動で固定費を下げてくれ、自動でポイントバックしてくれる節税システムの出来上がりです。
そして節約で浮いたお金を投資に回しましょう。
単純に入金力が出来るので、資産形成のスピードが上がります。
食費/交際費/趣味費などの変動費には一切手を加えていないので、生活の豊かさは下がっていないはずです。
無駄遣いはだけしないようにしたいですね(笑)
我慢せず節約をして、投資元本を増やしましょう!
まとめ
今回は投資をするなら節約をしようというお話をしました
・資産形成は(収入 - 支出) × 運用利回り で決まる
・節約は投資元本を増やすのに最適
・人生の豊かさを下げないよう、仕組で節約をする
・家計簿を付ける
・固定費から見直す
・カードやキャッシュレス決済でポイントバックを狙う
・ふるさと納税を活用する
・オマケ:金利の高いネット銀行を使う
収支のバランスも立派なポートフォリオです。
ガマンせず節約し、豊かな人生を作り上げていきましょう!
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